ゆなねこ 1日1日を一歩ずつ生きていく #虐待サバイバー #全盲

しばらく離れていましたが、もう一度再開することにしました  28歳女性で、私は全盲+虐待サバイバーです👩‍🦯  2020年6月(私は母親の虐待で全盲になりました)をKindleにて出版いたしました。  Twitter (yuna89598142)でも毎日何かしらつぶやいています☺️ 視覚障害、精神障害(うつ病もあり)を抱えながらもなんとか毎日生きています。  日常の中で感じたこと、障害者として皆さんに知って欲しいことなどを不定期に綴って行きます🙇‍♀️  令和3年11月19日入籍予定💍💓  雌猫ちょこ

障害を乗り越える?

 こんにちはユナネコ です

コロナの感染が拡大し自粛ムードが続いてますね

 

普段は通勤が面倒だと感じるのに、いざ外出が自粛されるとストレスが溜まる…

 

 人間ってわがままなのかもしれませんね💧

 

 できる限りメリハリをつけるように、家の中でできる楽しみを見つけていきたいものですね✨

 

 

 

 前置きが長くなりましたが、私は全盲で現在全く視力がありません。

 

 中学3年の9月に弱視から全盲になりました。

 

それから11年が経過したわけですが、これまで多くの方から

「どうやって立ち直れたんですか?どうしてそんなに明るくなれたんですか?」

と質問される事がありました。

 

 最近になりそのことについて私自身考える事があるのですが、正直なところ「わからない」というのが答えかもしれません。

 

 中3で見えなくなりましたが、家族も周囲の人も障害を理解しようとしてくれた人はその当時あまりいなかったように記憶しています。

 

 私の家庭は荒れ放題で、私に対する虐待も当時かなりエスカレートしていたんです。

 

 そんな経緯から高2で児童相談所に保護され、学校の寮、リハビリ施設のショートステイ、里親宅にお世話になったりと、いくつも生活場所をてんてんとしていました。

 

 家族はいないけれど、早く経済的に自立しないと生活ができなくなってしまう…

 

 「見えない」ということよりも「生きなきゃいけない」という方が先立っており、周囲からは「頑張れ」「強くならなきゃね」

そんな言葉が多かったですね。

 

 目が見えないことに構ってる余裕がなかった。

 

 だからこそ経済的にも精神的にも早い段階から自立ができ、今ではそこまで困ることはないわけですが…😅

 

 ここ1年くらいで気持ちに余裕が出てきたのでしょうが、様々な方の相談に乗っている中で、今更になって目が見えないというのはかなり大変なことなのかもしれないと感じるようになってきました(苦笑)

 

「目が見えない生活にも11年も経つとなれてくるものですか?」

と聞かれる事があります。

 

 はっきり言って完全に慣れるなんて事絶対ないと思います。

 

 それでも生きてかなきゃいけないから無理やり前を向いて、他の感覚でできる事を習得して、社会に受け入れてもらおうと努力して…

 

 その繰り返しなのかなと思ってます。

 

 すごく悲観的になることも減りましたが、私だけじゃなく、途中で障害を抱え、乗り越えてきた方々もいらっしゃるでしょう。

 

 皆さんすぐに受け入れられたわけではなく、様々な壁にぶつかり、それでもなんとか前に進んでいるのではないかなと思います。

 

 どう乗り越えたのか?

それは人それぞれですし、私も聞いてみたいです。

 

 

 何だかまとまりのない文章になってしまいましたが、もっと生きやすい世の中になっていく事を願いながら行動していきたいと思ってます☺️